会長挨拶
第54回日本消化器がん検診学会九州地方会
会長 松本 俊郎
(大分市医師会立アルメイダ病院 副院長・放射線部統括管理部長)

この度、伝統ある第54回日本消化器がん検診学会九州地方会会長を拝命いたしました大分市医師会立アルメイダ病院の松本俊郎と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
大分での本学術集会の開催は2016年度の第45回(会長:前田 徹先生)以来、9年ぶりとなります。前回は別府市での開催でしたが、今回は2025年の9月27日(土)に大分駅に隣接するJ:COM ホルトホール大分を会場として開催します。会場の近くには商業施設や飲食店も多くあり、便利の良い場所となっています。もしお時間があれば散策ください。
さて、私は1986年に大分医科大学(現、大分大学医学部)を卒業後、同大学放射線科に入局し、その当時の諸先輩方から胃X線検査の醍醐味を教わりました。その後1987年から1年7カ月間、国立福岡中央病院(現、九州医療センター)の放射線科レジデントとして村中 光先生(前、同センター院長)より胃X線検査の精密撮影や胃内視鏡検査の指導を受けました。それ以来、消化器がん検診を含め 、腹部画像診断を専門分野として参りました。
今回は特に学会のテーマを設けていませんが、日本消化器がん検診学会では「消化器がん検診に関する学術の進歩と正しい検診方法の普及を図ること」を定款の一部に掲げています。今回の学術講演ではこの学会のコンセプトに沿うよう、胃X線検診の現状と今後の展望に関して当学会の近畿支部長で在られます伊藤高広先生(奈良県立医科大学)に、大腸がん遺伝子関連の最先端研究について三森功士先生(九州大学別府病院)に、そして超音波検診の精度管理・教育システムに関して大竹宏治先生(日本赤十字社熊本健康管理センター)にご講演を賜る予定です。参加される医師、放射線技師、臨床検査技師、保健師にとって実りのある学術集会になることを願っています。
2025年の9月は大阪・関西万博の開催期間中ではありますが、大分ではその煽りを受けることはないものと思います。ただ、2024年度と同様、残暑の影響が心配されますので、気軽な格好でのご参加を心よりお待ちしております。